WIN(WINkLink)とは
WINkLinkとはいったいどんなブロックチェーンなのでしょうか?
まずは概要からみていきましょう。
通貨名:WINkLink
シンボル:WIN
価格(2022年6月): $0.00012029
時価総額(2022年6月):$116,226,675
時価総額ランキング(2022年6月):207位
総発行枚数:999,000,000,000枚
流通している発行枚数(2022年6月):961,737,300,000枚(96%)
公式サイト:/https://winklink.org/#/home
ツイッター:@WinkLink_Oracle
ホワイトペーパー:https://winklink.org/WinkLink%20white%20paper.pdf
WINkLinkはTRONというブロックチェーンをベースにし、誕生しました。
WINはWINkLinkネットワークのガバナンストークンで、主にWINkLink内のオンラインカジノ通貨として使われています。
2019年にはTRON向けのdappsがギャンブルに分類されるdappsが多かったようですが、今は落ち着いています。
以下の画像の通り10位圏内のギャンブル枠は2つしかありませんが、WINkは一番人気のようですね。
そして現在は、分散型オラクルという技術を提供しています。(オラクルの詳細については後述)
オラクルとスマートコントラクトを組み合わせることで、多彩なプログラムを実現できます。
例えば、雨が降ったらこれをする、逆に晴れの場合はあれをする、スポーツの試合結果がこうならこの人にお金を払う、といったイメージで現実世界で起こったこととスマートコントラクトを連動できるのです。
アプリ開発者たちは、WINkLinkのオラクルを使って現実世界にデータを利用したアプリを作り出せるので、各分野で活用されています。
WIN(WINkLink)の特徴
WINkLinkの特徴は以下の4つです。
分散型オラクル
オンラインカジノ
VRF
エアドロップがもらえる
それぞれ詳しく見ていきます。
分散型オラクル
WINkLinkはアプリ開発者にオラクルを提供しています。
オラクルとは、現実世界のデータをブロックチェーンに送信するサービスのことです。
現実世界のデータは例えば、気温や選挙の票、スポーツの試合結果、などですね。
ブロックチェーンとスマートコントラクトは外部のデータにアクセスできないのですが、このときオラクルが現実世界との橋渡しの役割となってくれます。
WINkLinkのオラクルはこれまでの「中央集権的なオラクル」の問題を解決できます。
なぜなら、分散化されたオラクルを提供しているからです。
中央集権的なオラクルの問題点は、オラクルを運営している組織や団体が、自分たちの都合のいいようにデータを改ざんする可能性があることです。
第三者が運営しているデータが本物である保証がない以上、そのオラクルは簡単に信用できないですよね?
そこでWINkLinkは分散型のオラクルを開発しました。
仕組みを簡単に説明すると、オラクルノードが現実世界のデータを別々に取得し、最終的に中央値を一つの結果として出します。
このように、危険だった中央集権的なオラクルをやめて分散型オラクルを使えば、より安全にスマートコントラクトに組み入れられるのです。
オンラインカジノ
WINkLinkはオンラインカジノプラットフォームを運営しています。
WINkという名前のプラットフォームで、その中でWINを使って遊べます。
WINkではカードゲームや宝くじなどの300種類以上のゲームがすでに提供されており、人気なプラットフォームだと分かりますね。
WINkのツイッターを確認したところ、リツイート数は少ないですがフォロワーは20万人と多く、活発に更新しているように見えます。
なので、利用者は一定数いると考えられるでしょう。
注意:2022年6月時点、サイトにアクセスしようとすると以下の画像のようになります。日本ではカジノが合法化されていないため、日本からWINkにアクセスして遊ぶことはできまないようです。
VRF
WINkLinkはアプリ開発者にVRFを提供しています。
VRFとはVerifiable Random Functionの略で、直訳すると検証可能なランダム関数ですね。
何に使えるかというと、例えばゲームを作るとき、公正かつ改ざん不可能な乱数を作り出せるといった機能です。
要するに、「その乱数は確実にランダムである」と証明されているということです。
オンラインカジノでは運や確率が絡んできますよね?
こんなときアプリ開発者は、VRFを使うことで運営は不正を行えなくなります。
VRFを用いることは利用者への信頼度を上げることに非常に役立つといえますね。
エアドロップがもらえる
2022年8月28日までの限定期間ですが、毎月WINをエアドロップでもらえます。
エアドロップとはある条件を満たすとトークンを無料で受け取れるイベントのようなものです。
WINを受け取るための条件はBinance、KuCoin、Tron Walletのどれかのウォレットに最低100TRX保有することです。
また、受け取れるWINの量は保有しているTRXによって増減します。
WIN(WINkLink)の強み/弱み
WINkLinkの強みと弱みは以下の通りです。
強み:分散型オラクルを提供していること
弱み:トロン(TRON)の影響を受けること
それぞれ詳しく見ていきます。
強み:分散型オラクルを提供していること
WINkLinkの強みはやはり分散型オラクルを提供していることです。
中央集権型オラクルよりも分散型オラクルのほうが信頼性があります。
なぜなら、1つのデータに頼らず、複数の情報元からデータの正当性を判断できるからです。
前述したように、特定の団体や組織がオラクルを運営していると、運営がデータを改ざんするリスクがあります。
ブロックチェーンの中では信頼できるデータが重視されるので、分散型オラクルの存在は欠かせないものだといえます。
弱み:トロン(TRON)の影響を受ける
WINkLinkの値動きは仮想通貨TRONの影響を受けます。
なぜなら、WINkLinkはTRON上に構築されているからです。
仮にTRONに何かしらの問題がありTRONの価格が暴落した場合、WINも影響を受けます。
そのためWINに興味のある方は、日頃からTRONのニュースもチェックしておいたほうが良いでしょう。
WIN(WINkLink)の今後の見通し/将来性
WINの価格は、オンラインカジノが各国で合法化されるかどうかで変わってくる可能性があります。
以下の画像を見てください。
上図を見てみるといきなり価格が高騰している瞬間があります。
これは2021年4月にアメリカニューヨーク州で、オンラインカジノが合法化されたため起こった高騰です。
2021年6月時点では18の州でオンラインカジノが合法化されていますが、今後ほかの州が合法化される事があれば、価格が上がるかもしれません。
WIN(WINkLink)に関するよくある質問
Q1.WINは現金で購入できる?
WINは現金で直接購入することはできません。
しかし、海外取引所へ送金する資金の前準備として、国内取引所へ銀行振込で送金することならできます。
残念なことに日本ではカジノが合法化されていないため、国内取引所にWINが上場してくることはないかと思われます。
そこでWINを購入するためには海外の取引所を使わなければなりません。
具体的な手順は下記のとおりです。
銀行振込で国内取引所へ日本円を送金する
国内取引所で日本円をリップルに変える
リップルを海外取引所へ送金する
リップルをWINがペアとなっている通貨に変える(例:USDC)
USDC(例)をWINに変える
仮想通貨を送金する前はリップルに変えるのがいいでしょう。
なぜなら、リップルで送金すると送金手数料が安いからです。
他の通貨で送る場合、数千円取られる可能性があるので確認が必要ですね。
そして、WINを取り扱っている海外取引所はかなりたくさんありますが、主要な取引所は下記です。
上記の中から口座を開設し、手順通りに進めるとWINを購入できます。
ただし、振込手数料はユーザー自身が負担する必要があるので、事前に確認しておきましょう。
Q2.WINをクレジットカードで購入する方法はある?
WINをクレジットカードで直接購入できます。
国内取引所でクレジットカードを使った決済はどこもできませんが、海外取引所のBinanceなら可能です。
BInanceの口座を開設し、VISAまたはMasterCardのどちらかを使ってWINを購入しましょう。
しかし、クレジット決済には手数料がかかります。
Binanceは3.5%もしくは10USD、Bybitは3.5〜5.0%の手数料がかかりますので注意が必要です。
コメント